2023年7月『君たちはどう生きるか』映画感想
御年82歳の宮崎駿さんの最新作。わたくし、小学校一年生の時に『ナウシカ』を映画館で観て、それまでアニメは楽しいものしか作らないものだと思っていた考えを見事に覆され、感動とともにやや放心した記憶があります。何と言ってもかっ...
御年82歳の宮崎駿さんの最新作。わたくし、小学校一年生の時に『ナウシカ』を映画館で観て、それまでアニメは楽しいものしか作らないものだと思っていた考えを見事に覆され、感動とともにやや放心した記憶があります。何と言ってもかっ...
ベルギーの32歳ルーカス・ドンが監督したこちらの映画は、第71回カンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞。 ドン監督はこの映画の前に『Girl/ガール』という映画でトランスジェンダーのバレリーナを描いていて、そ...
ギャンブラーの話かと思ったら、その先には深い深い悔恨と償いと再生の物語が広がっていました。 タクシードライバーの脚本を手掛けたポール・シュレイダーが今回は監督と脚本、そしてマーティン・スコセッシが製作総指揮という豪華な作...
映画の冒頭に予感していたものが映画の終わりのいろんな変化に伴い後の揺れた映画です。私は流れるままに物語を追っていき、ひねりもなく、シンプル思考なので一番振り回されたのかもしれません。 友人が映画館上映が終わる前に観たいと...
30歳の父と11歳のソフィーの夏休みのトルコ旅行。はしゃいだり、レンズ越しの父に話しかけたりするソフィーの姿と、それにふざけたり、時に怒ったり、抱きしめたりするカラム。そして、ビデオの中の父カラムとソフィーが交錯しながら...
ポーランドの監督、イエジー・スコリモフスキによるロバの物語です。動物大好きなわたくし、ロバの愛らしい目が大好きでして、映画が公開されると知った時これは映画館で観なければと思いました。 スコリモフスキ監督が唯一涙を流したと...
エブエブ! タイトルが長い!だからエブエブ。必ずと言っていいほど省略されたニューワードが生み出される日本語。とはいえあまりの省略っぷりに最初口に出すの、やや戸惑いました。すごいですよね。誰がこういうの生み出すんでしょうか...
2023年に入って個人的に映画館で観た最初の映画で、久しぶりに観たスピルバーグ映画だったかもしれません。 私の幼少期において多分最初に観たスピルバーグ作品がインディ・ジョーンズだったので、アクションとかSFっぽいイメージ...