中国のスケールの大きさを堪能できる世界遺産:その①都江堰
パンダを堪能した後は、2000年前にできた水利施設「都江堰(とこうえん)」へ。
展望台からまず川を含めた水利施設を眺め、そこから階段で川に降りて川を分ける中州へ吊り橋を使って渡りました。
展望台からの岷江(みんこう)と山の連なりがまあ絶景なのです。
吊り橋は川からの高さがそれほど高くなかったのでぎりぎりセーフ。(高所だめ)
都江堰はパンダ基地含めて緑が豊かで美しい場所でした。成都中心に戻ってから、その環境の良さをつくづく感じました。
先に都江堰について書きましたが、そもそも四川省のことそんなに知らないな、と思いまして、
ざっくり全体像を調べました。
成都は地方都市の中でも成長中の人口第五位。
私たちが宿泊したHOMELAND HOTELのある郊外でも民家は全てマンション。戸建てはある程度の地域まで住めないそうです。どんだけ人がおるんじゃろ。
ちなみに、文豪作家も多く輩出している四川省。李白とか蘇軾、ご存じですか?
真面目に高校時代に漢詩漢文を読んだ方、えらい。
私はもうあんまりにも前過ぎて覚えておりません。
もっと勉強しないとな~中国の文学とか!
さて、二日目のランチはこんな感じ。
とにかく中国のパン、マントウがやたら出てきます。こんなに小麦粉の国だったっけと思うほど。まあ、自分たちで選んだレストランではないので味については終始警戒心丸出しな私でした。それにしても一緒に旅したN子さんは美味しいものに関してはとてもとても食いしん坊なのですが、美味しいかどうかわからなくてもせっせと味見していて、えらい、、、と思いました。
私は川魚出たとたん、これはもうだめだと手をつけなかったのですが、N子さんはきちんと味見だけは欠かさない。食いしん坊万歳。
中国のスケールの大きさを堪能できる世界遺産:その➁楽山大仏
ランチの後は、またバスに乗って2時間半の旅。
二つ目の世界遺産楽山大仏です。
とにかく広大な中国、バスでひたすら最低1時間以上はかかる目的地。
私は暑さとトイレがたまにびっくりするほど不衛生なので水分摂取を我慢しすぎて、この日も途中から熱中症の予兆的頭痛が出ました。
皆さん、5月の中国を侮ってはいけない。ほぼ日本の真夏でした。。。
楽山大仏のスケールの大きさにも圧倒されましたが、お顔の付近までは階段をひたすら上がります。その時間が熱中症気味だった私にはだいぶ辛いものでした。
なので、お顔のところにたどり着くまで写真を撮る気力もゼロ。
ガイドの劉さんの説明も上の空。
N子さんによれば、頂上のアイス自販機で恨めしそうにアイスキャンディーを見つめている私を目撃したそうです。
確かに、喉から手が出るほど食べたかったあの冷たいキャンディー。
でもそれでお腹を壊した人がいるって聞いていたので、二日目にうかつに手は出せません。
でもどんどんお茶を買えばよかったな~と今は思います。
こんな風に熱を体内に溜め込んで、私の熱中症は最終日にスパークしたのでした。
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