映画を観に行くのがお好きな首都圏の皆様なら、そしてミニシアター好きの方なら
ご存じの方も多いシネスイッチ銀座。
今回は、この老舗ミニシアターの内部を少しご紹介したいと思います。
シネスイッチ銀座の入り口は世界への入り口
銀座4丁目の交差点から和光本館の裏手にある和光アネックスビルの隣、
イッセイミヤケの並びにある横に長いビルの右端に構えるシネスイッチ銀座。
1987年に「各国から選りすぐった洋画と邦画をスイッチ(切替)しながら提供する」
という意図で名付けられた老舗映画館です。
こちらで上映する映画の感想イラストを描くお仕事をいただいたのが、2014年。
2023年5月で9年目突入となりました。
年間20本前後の映画を上映していますが、日本映画はもちろん、
フランス、イギリス、北欧、東欧、アジア、アフリカ、南北アメリカ大陸と、
世界中を旅するようにバリエーション豊かな作品を観ることができます。
シネコンで上映される映画とは一味違う作品を通して、今まで触れることの少なかった国に出会い、
文化に出会い、物語を知ることができる貴重な場所です。
映画館の正面のチケット売り場脇を降りる階段途中には、
スタッフのみなさんがその時上映している作品について、
ミニチュアや写真を使って細やかに展示しているのでここはまず最初のチェックポイント。
階段を降りていくと、シネスイッチ銀座のシアター1の2階席入り口と売店があります。
CINE SWITCH 1
上映中の関連書籍などが販売されていますので、上映前や後に覗いてみてくださいね。
販売店の両側には階段がありまして、劇場脇の廊下には休憩用の椅子があります。
映画の前後で、ちょっと軽くお腹に入れておきたいものを持ち込むのも大丈夫。
今はコロナ感染の対策もありますので、劇場内に食べ物を持ち込まずに
外で食べてから入ってくださいねと配慮されています。
販売店を左に通り過ぎると、向かいの壁にはワタクシはまぐりが描かせて頂いた
これまでの感想イラストがざざっと飾られております。
不肖はまぐりの映画に対する愛を詰め込んだアナログイラストコラム、
ぜひお時間のある方はご覧くださいませ。
はまぐりの展示は奥の廊下両側にも展示されておりまして、
自然の摂理で厠へ向かう殿方にもぜひ横目で観ていただきたいです。
はまぐりの感想イラスト展示の壁の右側には、シアター1の一階席に降りる階段がありますので
一階席の方はこちらへ降りていきますね。
ご安心ください。地下2階へ降りても、飲料自販機完備してありますよ!
CINE SWITCH 2
さて、では映画館正面入り口に戻りまして、その奥にあるエレベーターで3階にあがりましょう。
こちらは、シネスイッチ2ですね。
エレベーターを出ると、左側に売店があります。そしてその左脇の壁には自販機完備。
チェックすると楽しい売店コーナー
私は大抵と映画のパンフレットを買いますので、売店でチェック。
上映作品に関連のある面白いグッズも売ってますよ。
例えばアフリカのドキュメンタリー「GOGO 94歳の小学生」を上映時には、
アフリカの民族柄の布カンガを使った小物、
「ニューヨーク 親切なロシア料理店」上映時はロシア民芸にちなんで
マトリョーシカなどを販売していました。
はまぐり涼子は、銀座の美味しいランチスポットやテイクアウトが可能な
お店なども取材レポさせていただいておりますが、シネスイッチさんは
映画とレストランなどのコラボもしています。
ぜひシネスイッチ銀座ホームページ、ツイッターやインスタなどで情報チェックしてみてくださいね。
さて、シアター2も劇場両脇の廊下にはソファがあり、座れるところが結構あります。
劇場ドア前にある映画チラシラックのスペースで好みの映画のチラシを選んでから、
映画の前にソファでコーヒーを飲みながら次に観たい映画をチェック。
こんなルーティンをお持ちの方、割といらっしゃるのではないでしょうか。
シネスイッチ2劇場のドアを正面にして右手の壁には、青柳省吾さんの切り絵がずらり。
カラフルでユーモラスな切り絵イラスト、楽しいですよ〜。
右手前奥の廊下突き当たりにもちゃんとトイレがありますのでご安心を。
正面玄関からはわからない、奥行きと下にも長い映画館。
足を運んでくださるお客様のために、映画に合わせた売店の工夫や
昔ながらのチラシを存分に楽しめるスペースや休憩場所も確保されていて嬉しいです。
大学時代映画館に通った新しいものに触れる楽しさを知るシニア世代は勿論、
自分の好きなものだけではない世界を映画館で知る楽しみをもっと多くの方に味わって欲しいな~と思います!
https://artist-hamaguriryoko.com/column_000_intro
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